さよなら ひまわり

himawari.jpg


さよなら ひまわり
恵みと焦らしを
ありがとう

さよなら ひまわり
焦がした想いが
冷やしたミルクに
頷くから

さよなら ひまわり
また夢に見るよ

***********************************

残暑厳しい毎日にも
秋が混じり始めてる

二人
という季節は続き

日に日にリアリティを増す未来

さあ
生きるぞ

また来年の夏に
胸を張って会えるように

スポンサーサイト



サンキューだ。

h.jpg


自ずと見えてきた着地点

使える道具は心の中に

歩け
走れ
立ち止まれ

包む空気を思い知れ
漂う想いを思い知れ

震えたら刻め
時は過酷なほど
有り難い

感謝は一秒ごとに

3 と 9 で
サンキューだ!

***********************************

いよいよ30代最後の歳になりました。

いやはや。
目下、成長中(笑)

牛乳と花嫁。

私は牛乳を飲む
最期に残るのが
骨だと知っているから

両端の扉から
ツンとした花嫁が
颯爽とつま先を見せる

もよおした時
彼女たちはどうするのか
その動向を
さりげなく伺いながら

気がつけば
髪が伸びて
あなたに一生
巻き付いてしまいそうだ

潜水すれば二人
浮上すれば億万人

ならば私は息を止めるか
慣れない深呼吸で生き残るか

あなたが傍らで
人工呼吸を施す

その唇に噛み付いて
言葉をそのまま
口移しで飲み込みたい

在処はひとつ

命以外に
引き裂かれる理由がない

故に私は
牛乳を飲む

* * * * * * * * * * *

暑い。
くそ暑い。(失敬!)

帰りの電車に、
色とりどりの浴衣が咲いていた。
どこぞで花火大会があるらしく、なんだか夏らしさに拍車がかかる。
秋には19歳になる娘が、
今夜は友人達と花火を見に行くと言っていたのを思い出した。

彼女もあっという間に大人になって、自分の道を歩く日が来るのだろう。

「今」を味わうので精一杯な毎日。
その最中で、ほんの少し、垣間見える「明日」
そして、その次…。


最近見た、奇妙な夢。
扉から現れる花嫁。
娘の未来、だろうか。

そして、私は。

*

ここ数日、微力ながら彼の仕事を手伝っていた。
ふたりとも、がむしゃらだ。
否応無しに睡眠時間は削られ、
しばらくはこの慌ただしさが続いていく。

やりたいことは、まだまだある。
もっとふたりで生きたいと、思う。
それが互いの表現であり、「言葉」でもあるから。

この疲労が、心地良くさえ、感じる。
愛おしくさえ、思える。

いつか、命が尽きて、
幸せなことに、私が先に死んだなら、
彼には綺麗な骨を見せたい。

うん。
今年の夏は、牛乳だ。
プロフィール

夏 瞳

Author:夏 瞳
シテキナルモノ を、
書こうとする人です。
音符にも言葉を、
のせたりします。

web site「優しい卵」

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR